コツ67 「接続語」に要注意!

聞きやすい話し方をするために大切なのが、一文を短くして接続語でつなぐこと

これは話の展開を明確にするだけでなく、「え~」や「あの~」などの口癖を防ぐうえでも大切なポイントです。

その時に注意が必要なのが「接続語の選び方」

たとえば、最近よく耳にする「なので」は、やはりビジネスシーンには不適格。?「ですから」に置き換えたほうが丁寧な印象を与えます。

また、「だから」「だって」も要注意。会議などで少人数で話をする時、相手の言葉を受けて「だからぁ~ 」「だって~」で始めてしまうと、 たとえ自分にそんなつもりはなくても、上から目線で話していると思われたり、言い訳だと取られてしまうことも・・。。

さらに、「そして」という言葉も、意外と扱いが難しいのです。というのも 「そして」は前後の関係性がわかりにくく、前の話を受けてそのまま話しているのか、事例をあげようとしているのか、あるいは否定して新たな展開をしようとしているのか、「そして」という言葉だけでは判断しづらいから。順接であれば「したがって」、逆接であれば「しかし」、事例をあげるのであれば「例えば」というように、関係が明確な接続語を選ぶことが大切です。

実際のところ「接続語までなかなか意識が行きません」という声もよく聞くのですが・・、話し手は無意識でも、聞き手には案外耳に残るもの。だからこそ、要注意というわけです。

ちなみに・・、接続語が入るところは「間を取るポイント」でもあります

聞き手とアイコンタクトし呼吸を整えて次の話に入る部分ですから、 やや長めの間を取っても大丈夫。そこでしっかり聞き手の気持ちを惹きつけて、コ?ントロールするのです。

最初に話の展開を考える時に、接続語をどう使うかを決めておくと、話の展開を整理する上でも役に立ちますので、大事なスピーチやプレゼンの時に・・、是非おためしくださいね