聞きやすい話し方の基本は、よく通る声で、一音一音ハッキリと話すこと。
そのためのコツ、その4は、「第一声」の声の出し方です 。
「第一声」というのは・・・、
「みなさま、こんにちは ~ 」なら、「みなさま」、
「ただ今、ご紹介頂きました ~ 」なら、「ただいま」、
というように、一番最初に声に出す言葉(単語)のことです。
声がこもって聞き取りにくい人の場合、第一声は「低く、小さく、暗い」ことがほとんど。
声を出すにはエネルギーが必要ですから、そうでなくても、だんだん声のトーンは落ちてくるのに、最初からそんな声だったら、ますます聞き取りにくくなってしまいます!
では、どうすればよいか、と言うと・・・、
答えはカンタン。第一声に気をつけること
第一声は、「明るく、大きく、張った声」で始めるのが鉄則です
そのためには、第一声を出す前にしっかり呼吸を整えることが大切。そして、
会場の一番奥にいる人に言葉をなげかけるように、
あるいは、壁にパーンと当てるような感覚で、
思い切って声を出すのです。
面白いことに、第一声がしっかり出せると、その勢いで、後に続く言葉も明るく響く声になります
もちろん、その声もだんだんトーンが落ちていきますから、また「間」をとったところで、しっかり呼吸を整える!
そして、改めて、第一声をしっかり出す、という繰り返し=リセットをするわけです。
スピーチやプレゼンをされる時は、ぜひお試しください。結構、効果がありますよ