「腹式呼吸」で気持ちを整える

先日の日経新聞夕刊に

「アンガ―マネジメント~怒りと上手に付き合う方法」

が紹介されていました。

それによると、

怒りを感じた時の対処法のひとつは、

「怒りがこみあげた瞬間はひとまず気持ちを抑え、一呼吸おいてから、怒るべきかどうか判断する」こと。

怒りのピークは「6秒」とされているので、

その6秒を数えてやりすごすこと、がお勧めなのだそうです。

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根拠は書かれていませんでしたが・・、

私は、なるほど~、と納得しました。

というのも、

腹式呼吸を意識して、

深く息を吸い、ゆっくり吐いていくと、

ちょうと6秒位になるからです。

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腹式呼吸は、

よく通る響く声を出すための必須項目で、

「話す」プロは必ず身に付けるものですが、

実は、医学的にも効果が認められています。

自律神経のバランスを整える効果があり、結果的に、

脳内で気持ちを落ち着かせる物質の分泌が促されて、

精神の安定につながる・・、

ということですが、

これはまさに、アンガ―マネジメント=気持ちのコントロールですよね!

私自身も、呼吸法を変えて、

声の響きを変えるだけでなく、

「オン・オフ」の気持ちの切り替えが出来ることを実感しています。

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イライラした時、腹が立った時だけでなく、

人前に立って緊張がピークに達した時、

自信をなくしてうつむきがちな時、

堂々とした態度で接したい時にも、

まず、「腹式呼吸」で気持ちを整える・・。

ぜひお試しください。

2013-03-06 08.07.1205/10/2016