人に何かをきちんと伝えるのは、とても難しいことです。
「聞いているような顔」をしていても・・、実は「聞いていない」ことがしばしば 左の耳から右の耳へ抜けるように、ただ聞き流している人が案外多いような気がします。
これは、自分が聞き手の時にどうであるかを考えればすぐわかること・・。ね、思い当たるでしょう?!
だからこそ、相手にきちんと聞いてもらうためには、「伝えたい」という気持ちを前面に出すオーラのようなものが必要ではないか、と私は思います。
聞きやすい話し方をするためには、テクニックも必要です。テクニックがあれば、全く同じ話をしたとしても、より効果的に使えることができます。
でも、多少たどたどしくても、言い間違えがあったとしても、話し手の一生懸命な姿勢=「伝えたいオーラ」が出ていたら、聞き手は応援するような気持ちで、ちゃんと聞いてあげようとするのではないでしょうか?
私は趣味でずっとイタリア語を勉強していますが、どれだけ長く勉強しても、現地で暮らしている人に比べればボキャブラリーも少なく、表現力だってかないません。でも、流暢ではなくても、こちらが一生懸命伝えようとすると、相手も一生懸命聞いてくれようとするし、想像力をフルに使って話し手の意図を汲んでくれたりすることがよくあるのです。これは、私自身の実感です。
スピーチも、プレゼンも、普通のお喋りも、コミュニケーションのスタイルが違うだけで、「人に何か伝える」というのは同じこと
「伝えたい」オーラをいっぱい出して聞き手と向き合う! 大切ですよ