「パブリックスピーキング」のトレーニングは、基礎編と内容構成編を毎月各1回行っています。
内容構成編では「自己紹介」を題材にスピーチの練習をすることが多いのですが・・、その時に申し上げているのは、自分のキャッチフレーズを考えましょう、ということです。
自己紹介をする相手や状況によっても変わってきますが・・、やはり、ただ名前を言うだけでは聞き流されてしまいがち。そこで、より強く印象を残して名前を覚えてもらうためにも、自分を一言で表すようなキャッチフレーズをつけることを、オススメしています。
もちろん、キャッチフレーズにもいろいろあります。
プライベートでの気軽な集まりなどで軽~い感じがよいなら、自分の名前の由来、漢字の説明、エピソードという方法がありますし、一方、仕事関係の方にぜひ自分を覚えてもらいたい、というなら、自分のポリシー、モットーを打ち出す方法もあります。
何が印象的で、何が効果的かは、自分で判断をするしかありませんが、聞き手に自分のどんな部分を伝えたいか、聞き手とどういう方向で今後付き合っていきたいかを考えれば、自ずから言葉が出てくるのではないかと思います。
ちなみに、私の場合はいくつかパターンがありまして・・・
*自己紹介の内容に趣味のイタリア語の話を入れて
、「・・というわけで、イタリア訪問歴は軽く10回を超える”イタリアフリーク”の、一色映里でした。」
*手掛けてきた仕事のジャンルに触れた後に
、「ナレーション、コピーライティング、パブリックスピーキングのトレーナーと、色々手掛けてきたので、一通りなんでもOKの”便利な”一色映里です。ぜひ、何か機会があれば、声をかけてください!」
*自分の名前、漢字を説明して
「”一色”という姓も珍しいし、”映里”という漢字も珍しいので、よく芸名ですか、と言われますが実はそうではありません! 印象に残る名前なのでぜひ覚えて頂けると嬉しいです。」
といった感じで自己紹介を締めくくることがよくあります。
他にもまだまだアイデアはいっぱいあると思います
ぜひ、自分なりの一言を考えてみてはいかがでしょう