毎月2回、「パブリックスピーキング」のミニトレーニング（グループレッスン）を行っていますが、前回は＜内容構成編＞ということで、自己紹介を題材に取り上げました。
その時にまず最初にお話ししたのは、「誰に、何を、どうアピールするのか」ということ。
自己紹介というと、名前、経歴、仕事、趣味、家族構成などを、並列するように話す方がまだまだ多いのですが・・、それでは、さらっと聞き流されてしまって、印象的な自己紹介にはなりません 
仕事関係の方に対して自己紹介するなら、やはり、メインの話は経歴や仕事の体験談などでしょうし、クリスマスパーティのようなプライベートの場であれば、趣味や家族の話をしたほうが聞き手も関心を持ってくれるのではないでしょうか？
大事なのは、相手に、自分のどんな部分をアピールしたいのか、をきちんと考えて話すこと 
そして、何をメインに話すのかを決めたら、その内容をより具体的に、体験談など例をあげながら、聞き手の目の前に情景が浮かんでくるよう話すことです 
例えば、仕事の話であれば ～
、これまでの経験の中で最も印象に残った体験談などを織り交ぜながら、そこで自分がどのように取り組んできたのか、周囲の人たちとどのように付きあってきたか、その結果何に気づいたか、何を学んだか
そう話すことで、相手により強い印象を与えることが出来るとともに、もっと自分に関心を持ってもらえるようになるのではないかと思います。
もちろん、いろいろなタイプの自己紹介があって良いのですが・・、
相手の関心に合わせて話す、相手にわかりやすいように話す、ということを、どうぞお忘れなく 
まぁ、これは自己紹介に限らず、どんな場合でも同じことが言えますよね 