メリハリのある話し方をするために、とても大切なのが『間』の取り方。
『間』の長さやタイミングというのは、最終的には身体でその感覚を覚えるしかないとは思うのですが・・・、他の人の話し方をよく聞いて参考にするのも、大事なことです。
私がお手本とするのは、『落語家』の方々。 実は・・、落語、結構好きなんですよね~。
お客様の視線を終始引きつけて、飽きさせることなく、楽しませ、笑わせ、時には泣かせる、まさに話のプロ。
おまけに、人情話もあれば、艶話も、滑稽話も、幽霊話も、と幅広いジャンルで対応してくれるのですから、ほんと素晴らしい と思いませんか?
話をするだけで、お客様の頭の中にその情景を思い描かせ、さらに場面転換までさせるわけですから、落語家さんの『間』の取り方というのは絶妙です
もちろん、見たからと言ってすぐにそれが出来るわけはないのですが、もし、『落語』を見る(聞く)ことがあれば、ぜひ、話のテンポの切り替え、呼吸の整え方、間の長さなどをさりげなくチェックしてみて下さい。
演芸場に行くと、ついつい我を忘れて楽しんでしまうでしょうが・・、観察するつもりで落語を聞いてみる、というのもオススメですよ! (でも、こういうお客さん、ちょっと嫌だろうな~)