スピーチやプレゼンテーションを行う時、特に意識していないのに自然に「手が動く」ということがあると思います。
でも、ステージを歩いたり、客席に下りたり、演技っぽいことをしたりするのは・・・、やっぱり、少し恥ずかしいですよね~?!
外資系企業などのプレゼンテーションだと、アメリカ人はもちろん日本人社員まで、派手なパフォーマンスを組み込んで、まるで”芝居”のようなものを目にするケースがよくありますが、これは、正直言って、日本人にはハードルが高い・・・・。でも、あえて言います!
30分を超えるような長いスピーチ(講演)やプレゼンテーション、あるいは100名を超えるような大勢の前でステージ(演台)と客席が遠い、といった場合には、ある程度パフォーマンスを組み込んで聞き手を惹きつけることも、必要ではないでしょうか。
例えば・・、始めてから10分以上たつと、聞き手の集中力は段々途切れてきます
そんなときに、話し手が動いて立ち位置が変わったり、ステージを降りて自分の近くまで歩いてきたりすると、聞き手は視線を惹きつけられて、再び集中して話を聞くことが出来るようになります。
また、ここが”山場”というところで、一歩前に出たり、椅子から立ち上がったりすると、やはり聞き手は「ここが一番訴えたいことなんだ」とその状況を察して、改めて「聞く姿勢」をとってくれたりします。
やはり、話し手が「どうしてもこれを伝えたい」という思いを全身から発していると (”伝えたい”オーラを出していると)、その気配は伝わるのではないでしょうか。
だからこそ、時には、パフォーマンスも必要ではないかと思うのです。
ただし、恥ずかしさが残ったままだとパフォーマンスも中途半端になりがちで、余計に恥ずかしくなってしまいますし、回数が多かったり歩き回りすぎたりすると、落ち着きのない印象を与えてしまって、逆効果になりかねません。
パフォーマンスを組み込む時は必ず、時間や状況をふまえて、事前に考えておくことが大切
そして、パフォーマンスを組み込むのなら「覚悟」を決めて、めったにないことを楽しむくらいの気持ちでいることが必要
さぁ、頑張って~