年末年始は、人前で自己紹介やちょっとした挨拶をすることが増えてきます。
先日、女性のためのコミュニティ”ファム”のスタディ・サロンで、「美しい話し方 ~ 印象的な自己紹介」を行いましたが、その時にお伝えしたのが、たくさんの内容を盛り込むのではなく、伝えたいことをひとつだけ選び、それを掘り下げていく、ということです。
式典のような特別イベントの場合は別にして、普通、自己紹介や挨拶に与えられる時間は 1~2分 です!
自分が聞き手になった時のことを思いうかべるとわかるでしょうが・・、3分以上喋っていると「話が長いな~」と思われてしまいますし、長くしゃべったからと言ってその内容を覚えているかというと、全然そうじゃないんですよね・・。
だからこそ、その場にいる人に自分は何を伝えたいのかを絞り込み、それを掘り下げて伝えることが大切
例えば、仕事関係の方の前で、自己紹介や挨拶をするのであれば・・、
自分が担当している仕事
⇒ 具体的にこれまでどこでどのような仕事をしたのか
⇒ 最も印象的なエピソード
*なぜそれが印象的だったのか
*その時に自分は何を感じたのか
*そこで何を学んだか etc
⇒ その体験を今後にどう生かしていきたいか
という風に、なるべく具体的に、目に見えるように掘り下げて伝えるのです。
これは、話の面白さ、リアルさ、という意味でも大切ですし、また話し方そのものにも影響が出てきます。というのも、具体的な例をあげ、その時の自分の気持ちを語ることで、自然に感情が出て、結果的に話し方にもメリハリが付きやすいから!
笑顔で語れば声も明るく張りが出て、聞きやすくなるものですョ。ぜひ、試してみてくださいね