スピーチやプレゼンを行う時、聞き手がどういう人たちで、どんな会場、環境で何人くらいの前で話をするのか、は大きなチェックポイントになります。
2、30人くらいまでで聞き手との距離が近ければ、それほど意識しなくてもよいでしょうが、もし、100名以上も入るような大きい会場であれば、話は別!
後ろの席の人まで見えるように、ふるまいも話のメリハリもやや「派手め」にすることが重要ですし、そのための工夫も必要になってきます。
とはいえ・・、「派手め」にと言われても、緊張感も恥ずかしさもあるし、そうそう思うようには出来ない、という方がほとんどではないでしょうか。
でも、あえて言いたいと思います。
大勢の前で話をするときは、「演技」が必要である、ということを。
割り切るしかないんです。だって、見えなければ、聞こえなければ、絶対に伝わらないのですから。
厳しい言い方をすれば、「伝わらない」スピーチやプレゼンは、結局のところ「自己満足」でしかないと思うのです。
緊張しようが、恥ずかしかろうが、目的があってスピーチやプレゼンを行うのだから、覚悟を決めて自分がすべき役割を果たす・・、それがプロというものですよね~。
ちなみに、どの程度まで「派手め」にすればよいのか迷ったら、VTRを録ってチェックしてみるのが一番。客観視すれば、自分のクセもよくわかりますし、話し手の感覚と聞き手の感覚にはズレがあることもよく理解できますよ