コツ50 相手の気持ちを「キャッチ」しながら話す!

人に何かを伝えたいと思ったら、聞き手の様子をよく見ながら、相手が自分が話したことの何を理解していて何があやふやなままなのか、察知しつつ話すことが大事ではないかと思っています。

とても抽象的な言い方で申し訳ないのですが・・、要は、自分が話したいことを次々と話すのではなく、聞き手とコミュニケーションを取りながら=相手の気持ちをキャッチしながら話す、ということ。

極端な話をすれば、コミュニケーションがちゃんと取れていれば、多少聞きづらい話し方であろうが、話の展開が複雑であろうが、許されるものですし・・・、さらに言えば、聞きやすい話し方が出来ていて、話の展開もわかりやすく面白ければ、コミュニケーションもとりやすいのではないかと私は考えています。

では、聞き手と上手にコミュニケーションを取るには、どんな方法があるのでしょうか

よく知られたところでは、話し手と聞き手と視線を合わせる「アイコンタクト」。相手の目を見て話すというのは、基本中の基本ですが、それもただ目を合わせるだけでなく、ニコッと笑うことで雰囲気も和らぎますし、相手の笑顔を引き出すことが出来れば気持ちもぐっと近づきます 

また、1対1あるいは少人数であれば、相手の発言をそのまま受け止め、「今、お伺いしたのは~~ということですよね?!」というように、随時、話の内容を確認をしながら話を進める、という方法もあります。これは、相手からすれば、自分を(自分の言うことを)理解しようとしてくれている、と感じるものですから、好意的に受け止められる態度ですし、お互いに親近感を生み出すことにつながります 

さらに、スピーチやプレゼンテーションのような1対多の場合であれば、聞き手に質問を投げかけて「共感」を引き出す、というのも大切なスキルのひとつ。時間に余裕があるなら、指名をして答えてもらったり、全員に手を挙げてもらったり、余裕があれば周囲の人と話し合ってもらったりすると、結構盛り上がるし、その場の空気を変えるのにも役立ちます 

ほかには、写真を見せる、地図を見せる、映像を見せる、音を聞かせる、身体を動かす・・、というように、五感を刺激する方法もあります 

まぁ、簡単に言ってしまえば、「明るく」「楽しく」「和やか」に、でしょうか?!

こんな「オチ」でごめんなさい! でも、面白く楽しい経験をすれば記憶に刻まれるし、それを他人にも伝えたくなるもの。結構、効果的だと思いますョ。