スピーチやプレゼンをする自分の姿、自分が話す様子を、みなさんは見たことはありますか?
自分が話している様子をカメラで撮る、という機会は、普通はあまりないことだと思います。
でも・・、気の張るプレゼンテーションやスピーチ、講演、あるいは就職の面談などの前には、ぜひ、VTRを撮ってチェックしてみてはいかがでしょうか?
なぜなら、自分の喋りを「客観視」することは、とても大切なことだからです
話し手ではなく、聞き手の立場になって、自分の話を聞いてみると、気付くことが沢山あるはず!
チェックポイントは、
*話は聞き取りやすかったか
*話のテンポは早すぎないか、追い立てられる感じがしないか
*話にメリハリがあるか、聞いていて飽きてこないか
*内容で分かりにくい個所はなかったか
*視線をキョロキョロ動かしていないか、落ち着いて堂々と話しているか
などなど。
例えば、自分ではゆっくり話しているつもりでも、聞き手にとっては早くて聞きとりにくい、ということがよくあります。これは、話し手の感覚と聞き手の感覚に「ズレ」があることに他なりません・・。
しかし、そのことに本人はなかなか気がつかないもの。これだと、証拠が目の前につきつけられるわけですから、本人も「納得」できて、とても効果的なのです。まさに”ショック療法”です
実際、私が「個人トレーニング」をお引き受けした時は、必ず、本番のリハーサルを兼ねてVTRを収録し、それを一緒に見ながら、いわゆる”ダメだし”をして、再びリハーサル・トレーニングを行う、という方法をとっています。
シャイな日本人にとって(?!)、自分で自分の姿を撮影したり、それを見たりするのは、結構恥ずかしい作業なのですが・・・、ぜひオススメします 。