コツ15 「アイコンタクト」のタイミング <音声付き>

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人前での話し方「パブリックスピーキング」のトレーニングでは、声だけでなく、視線の動かし方(アイコンタクト)や、身振りなども重要なポイントになります。

「スピーチがみるみる上手になる!」なんてタイトルの書籍もよく見かけますが、書いてあるのは、「必ず、お客様とアイコンタクトをしましょう・・」という程度。

では、どのタイミングで、どこをどう見るのか・・・、それがわかっていないと、実行なんて出来ないですよね?!

実は、アイコンタクトで大切なのは、「タイミング」です。

もちろん、最初から最後まで、ずっとお客様のほうを向き、随時、アイコンタクトしながら話が出来れば、言うことはありません。でも、内容や状況によっては、なかなか難しいことも・・ 

そこで、コツがあるのです 

① まず、話を始める前に必ずお客様とアイコンタクトする

② そのまま、第一声から次に「間」をとるところ(息継ぎする)ところまで、視線をあげたまま話す
(その部分は覚える!)

③ 「間」をとったところで次の内容を確認し、まず視線をあげて、アイコンタクトしてから、話を始める
(アイコンタクトした後は、自然に視線を落として、原稿や資料を見ながら話して大丈夫!)

この繰り返しが、自然に出来ればOK!

大事なのは、「間」をとったところで、必ずアイコンタクトをすること、そして、視線を動かしすぎないことです。

アイコンタクトをしなければ、と思いすぎると、視線がキョロキョロ動きがち・・

そうなると、お客様からは、

落ち着きがない -> 内容に自信を持っていないから -> 話が信頼できない

ということになってしまうのです。

アイコンタクトのタイミングを掴むのも、実は「練習」と「慣れ」がすべて 

大きなプレゼンやスピーチの前には、リハーサルすることをお勧めしていますが、その時にぜひアイコンタクトの練習もなさってくださいね。