コツ10 第一声は「明るく・大きく・張った」声で <音声付き>

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聞きやすい話し方の基本は、よく通る声で、一音一音ハッキリと話すこと。

そのためのコツ、その4は、「第一声」の声の出し方です 

「第一声」というのは・・・、

「みなさま、こんにちは ~ 」なら、「みなさま」、

「ただ今、ご紹介頂きました ~ 」なら、「ただいま」、

というように、一番最初に声に出す言葉(単語)のことです。

声がこもって聞き取りにくい人の場合、第一声は「低く、小さく、暗い」ことがほとんど。

声を出すにはエネルギーが必要ですから、そうでなくても、だんだん声のトーンは落ちてくるのに、最初からそんな声だったら、ますます聞き取りにくくなってしまいます!

では、どうすればよいか、と言うと・・・、

答えはカンタン。第一声に気をつけること 

第一声は、「明るく、大きく、張った声」で始めるのが鉄則です 

そのためには、第一声を出す前にしっかり呼吸を整えることが大切。そして、

会場の一番奥にいる人に言葉をなげかけるように、

あるいは、壁にパーンと当てるような感覚で、

思い切って声を出すのです。

面白いことに、第一声がしっかり出せると、その勢いで、後に続く言葉も明るく響く声になります 

もちろん、その声もだんだんトーンが落ちていきますから、また「間」をとったところで、しっかり呼吸を整える!

そして、改めて、第一声をしっかり出す、という繰り返し=リセットをするわけです。

スピーチやプレゼンをされる時は、ぜひお試しください。結構、効果がありますよ